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早朝高血圧の初期症状と降圧メカニズム

2019年11月19日

血圧は健康な人でも朝起床する頃には上昇します。
就寝前には副交感神経が働きだし、降圧効果をもたらし血圧は低下します。
これが一般的な降圧のメカニズムです。
朝の血圧上昇は心臓の働きを活発にする交感神経の働きによるもので、動きの活発な若年層には重要なメカニズムです。
一方、夜の降圧はそれまで活発だった身体の動きを交感神経の作用により安静状態に落ち着かせ就寝に導く為に必要なメカニズムです。
しかし高齢者や高血圧の人にとっては朝の血圧が必要以上に上がることは問題があります。
急激に血圧が上昇すると、血管破裂や血栓を起こす原因となります。
心筋梗塞は起床後1時間以内に最も発作が起こりやすいと言うデータもあります。
朝方を含む高血圧全般は、静かなる暗殺者と言われる程に初期症状が出にくい病気です。
初期症状としてはめまい、頭痛、耳鳴り、肩こり、貧血、鼻血、目の充血等を上げることができますが、これらと高血圧をすぐに結びつける事はなかなか出来ないのが普通です。
高血圧であるかどうかは症状が出てからでは、既に初期症状を過ぎている場合もあり、症状から判断するのは危険であると言えます。
健康な人であろうとなかろうと、普段から血圧測定を心がけているかどうかが発見のキーポイントです。
血圧測定の方法は、1日の間の自分の血圧の最も低い時間帯を調べ、更に起床後1時間以内、出来れば日中の活動中にも測定し、それぞれの平均値を把握しておくことが必要です。
その記録を基本に、目安として最高血圧が130から135、最低血圧が80から85を常に超えるようであれば、高血圧の傾向にあると判断してよく、注意が必要となります。
その時点で自覚症状のあるなしと照らし合わせて、必要に応じて医師の診断を受ける事になります。
その際測定した記録は、医師の重要な診断データとなるので忘れずに持参しましょう。

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