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カルシウム拮抗薬とACE阻害薬の違いとは

2019年06月12日
患者を診ている医者

高血圧症の治療に用いられる治療薬の降圧薬には、カルシウム拮抗薬やACE阻害薬、利尿薬等の他にもいくつかの種類があります。
最も多く使用されている降圧薬に、カルシウム拮抗薬やACE阻害薬がありますが、それぞれには作用の違いがあります。
カルシウム拮抗薬は、カルシウムブロッカーとも呼ばれており、カルシウムチャネルを抑制して、カルシウムイオンの流入を減少させるものです。
カルシウムチャネルは、血管平滑筋や心筋細胞の細胞膜上にあります。
この血管平滑筋細胞と心筋細胞の収縮を抑えることで、血管の拡張と心臓の収縮力が低下して、血圧が低下することが期待される降圧薬になります。
カルシウム拮抗薬のなかにも、いくつかの種類があるようです。
一方のACE阻害薬は、強い血管の収縮作用とアルドステロン分泌促進作用がある、アンジオテンシンIIの働きを阻害することで、血圧を低下させる降圧薬になります。
このなかでも、ACEというアンジオテンシン変換酵素に結合して、アンジオテンシンIIの産生を抑制するものです。
ACE阻害薬は、動脈と静脈の両方の拡張作用があるため、心臓にかかる負担を減らしてくれることになるようです。
このことからも、心不全や動脈硬化を伴った高血圧症の治療薬として、効果が期待される降圧薬になります。
カルシウム拮抗薬には、ノルバスクやアダラート、コニールやヘルベッサーなどの商品があり、ACE阻害薬には、レニベースやタナトリル、コバシルなどの商品があります。
高血圧症の治療薬には、それぞれ作用に違いがあるため、これらの降圧薬を選ぶためには、医師による診断が必要とされます。
降圧薬を服用されている方は、種類や作用を知って治療をされるのもいいでしょう。

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